今回は、root化済みの第5世代Kindle Fireの最初から入っているアプリを消す方法を案内します。ファイル管理アプリ『ESファイルエクスプローラー』を使用します。
※root化および既存アプリの削除は文鎮化のリスクを伴います。当該情報に基づいた行動により被ったいかなる損害に関しても当ブログの関係者は責任を負いませんので予めご了承ください。
0.前準備
0-1.Fire 5thのroot化
0-2.『ESファイルエクスプローラー』をインストール
1.プリインストールアプリ削除の手順
1-1.ファイル管理アプリのroot権限取得
1-2.消したいアプリを削除
2.消しても大丈夫なアプリ
0.前準備
0-1.Fire 5thのroot化
Fire 5thの初期インストールアプリを消すためにはroot化をしておく必要があります。無論root化にはリスクが伴うので、自己責任にて。
0-2.『ESファイルエクスプローラー』をインストール
プリインストールアプリ以外は、アプリを長押しタップすればアンインストールできますが、プリインストールはそのままでは削除できません。今回は削除するために『ESファイルエクスプローラー』を使います。
1.プリインストールアプリ削除の手順
1-1.ファイル管理アプリのroot権限取得
まずは『ESファイルエクスプローラー』を起動。『メニュー』を開きます。
『ツール』欄の『Rootエクスプローラー』をタップ。
スーパーユーザーリクエストが開くので『許可』をタップ。
RootエクスプローラーがONになりました。
これでプリインストールアプリなどの重要なファイルも削除できるようになりました。
1-2.消したいアプリを削除
次に消したいアプリを削除していきます。『ローカル』欄の『/ 端末』→『System』を順にタップ。
主にここにある『apps』と『priv-app』の中にプリインストールアプリのデータが保存されています。
/system/app
/system/priv-app
試しにAmazonのブラウザ『Silk Browser』を削除してみます。
priv-appの『com.amazon.cloud9』を長押しして『削除』→『OK』を選択。
削除した後HOME画面に戻ると『Silkブラウザ』が黒くなっています。
この状態でFireを再起動すると、アプリが消えます。
この要領で不要なアプリは削除しましょう。ただし、必要なアプリまで消すと動作が不安定になったり、最悪動作しなくなるので慎重におこなう必要があります。
アプリの確認の仕方
ちなみにフォルダをタップすればアプリのアイコンが表示されるので、どのアプリのデータが入っているかすぐに確認できます。
2.消しても大丈夫なアプリ
こちらの記事に消しても大丈夫なアプリが記載されていたので、参考にしながら削除しました。
削除後再起動するとこんな感じに。
とてもスッキリしましたね。アプリを削除した影響か、GeekBenchのスコアも微増しました。2回ずつ計りました。
削除前
削除後
Fire 5thのスペックは控えめのため、めちゃくちゃサクサク動くというわけではありませんが、より使いやすくなりました。あとはGoogle PlayでAndroidアプリを自由に入れて楽しみましょう。