あんりふ!

スマホ、タブレット、PC、Amazon、Windows etc...お得情報やHow toブログ

10月25日発売のFire TV 4K・HDRが予約開始!日本版はAlexa未対応('17年内上陸)でFire OS 6搭載!

日本でも予約開始されたAmazonの新型Fire TVこと『Fire TV 4K・HDR』。発売は10月25日で価格は8,980円。

AmazonコンテンツやAmazonアプリ、スマホの画面のミラーリングなどをTVの大画面で楽しめるようになるFire TVですが、2017年10月25日発売の新型はChromecast風の短いHDMIケーブルを備える形状となり、その名の通り4K動画やHDR再生に対応し、より鮮明な映像を楽しめるようになりました。

f:id:ahiru8usagi:20171001160159j:plain

気になる新機能やスペックを簡単に調べてみたので内容をシェア。

1.新型Fire TV 4K・HDRと旧型Fire TV (2015)の比較

1-1.見た目の変化

1-2.スペックの違い

2.Fire OS 6の新機能

3.Alexa未対応

4.音声AIスピーカー

1.新型Fire TV 4K・HDRと旧型Fire TV (2015)の比較

1-1.見た目の変化

2015年12月発売の『Amazon Fire TV (2015)』は据え置き型のデバイスでした。LANポートやUSB、microSDカードスロットを標準で搭載。

f:id:ahiru8usagi:20171001144309p:plain

 

一方2017年10月25日発売の『Fire TV 4K・HDR』はHDMIケーブル一体のコンパクトな形状に。TV裏に挿して省スペース。しかしLANポート、microSDスロット、USB (Type-A)端子はなくなりました。

f:id:ahiru8usagi:20171001133420p:plain

別売りのアダプタを購入することでLANポートなら拡張可能。

1-2.スペックの違い

2015年版と比べたスペック比較。

f:id:ahiru8usagi:20171001145059p:plain

OSはAndroid 7.1ベースのFire OS 6が搭載されます。また、HDRに対応し、2160pの4Kには元々対応していましたがリフレッシュレートは60Hzに。Bluetoothは4.2に対応。メモリや内部ストレージは同じで、CPU・GPUの処理速度は落ちています。インターフェースはHDMI出力と充電用microUSBのみに。

Source:https://developer.amazon.com/public/solutions/devices/fire-tv/docs/device-and-platform-specifications

 

2.Fire OS 6の新機能

Fire OS 5 (Android 5.0べース)からFire OS 6 (Android 7.1ベース)になったことで次のような機能が新装されるとのことです。

・ピクチャーインピクチャー(PIP):ビデオ再生を小窓で表示しながらアプリ操作
・コンテンツの録画:DVRのようにコンテンツを録画できる
・タイムシフトAPI:ライブコンテンツの早送り/巻き戻し/一時停止ができる

詳細:https://developer.amazon.com/public/solutions/devices/fire-tv/docs/fire-tv-fire-os-6

また、Fire TV (2015)やFire TV Stick (2017)のOSのアップデート予定はないとのこと。

 

3.Alexa未対応

Fire TV 4K・HDRはハード的には音声AIアシスタントAlexaに対応しているものの日本語は未対応です。

f:id:ahiru8usagi:20171001151620p:plain

Source:https://developer.amazon.com/ja/alexa

また、2017年内にはAlexa搭載音声スピーカー『Echo』を日本国内に投入予定とのことですので、Fire TV 4K・HDRも同時期に対応する可能性があります。

Source:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1710/02/news074.html

余談:BMWにAlexa搭載へ

2018年中ごろを目途に音声AIアシスタント『Alexa』をBMWとBMW miniに搭載予定とのニュースがでています。GoogleのAndroid AutoやAppleのCar Playと競合。Amazon、Waymo(Google)、Appleいずれも自動運転車の開発を進めているので、どの企業が次世代のプラットフォームを握るのかに注目。

 

4.音声AIスピーカー

米AmazonではFire TV 4K・HDRの他に、Alexa搭載スピーカー『(New) Amazon Echo』や『Echo Plus』、目覚まし時計の『Echo Spot』、電話回線と接続できる『Echo Connect』、早押しボタンでクイズなどを楽しめる『Echo Buttons』が発表されていますが、日本では2017年9月末時点でFire TV 4K・HDRのみ発売予定です。

9月末頃からGoogleの音声AIスピーカー『Google Home』で日本語の選択が可能となりました。技適にHOMEの型番も登録されていることから、音声AIスピーカーはGoogle Homeが先に日本に到来しそうです。

余談:Chromecast非販売とYouTube再生不可

Alexa搭載の新AIスピーカーが登場した矢先、2017年6月に米Amazonで販売されていたディスプレイ付Alexa搭載デジタルアシスタント『Echo Show』にてYouTubeの再生が不可となりました(2017年9月27日~)。

9to5GoogleによるとEcho ShowではYouTubeのチャンネル登録やおすすめ動画の自動再生ができず、Google Appsの正式サポートなしにフォーク版を使用してアプリを提供していることが原因ではないか、と推測しています。

そういえば2015年10月末にAmazonがAmazonでChromecastやApple TVの販売を禁止したこともあったので、両社の軋轢は長年収まりません。

 

おわりに

日本版はAlexa未対応ということで買う気がなかったFire TV 4K・HDRでしたが、Fire OS 6の新機能がなかなか面白そう。2017年内にはAmazon Echoが出るもののGoogle Homeの方が先に日本上陸しそうなので、10月4日のGoogleの発表を観てから購入する商品を判断しようと思っています。

関連ページ:Fire TV 4K・HDR対応 音声リモコン付属 | Amazon.co.jp