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2045年、人工知能が人間の知能を超える!?

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2015年1月現在、将棋の世界ではほとんどのプロが人工知能に負けている。

国立情報学研究所(NII)とNTT(持ち株会社)が開発している『東ロボくん』は

代々木ゼミナール大学入試センターの模擬試験で英語の偏差値が50.5をマークした。

Googleが開発している『自動運転車』は、70万マイル(約113万キロ)の公道を

走行することに成功している。

東ロボくんは、2022年までに東大の試験に合格し、自動運転車は、2020年までに実用化される。

 

本日(2015/1/3)、NHKのNEXT WORLDという番組で、

人工知能が発達した2045年の未来の世界が描かれていた。

案内人は神木隆之介さん。

人工知能が人間の知能を超えることを『技術的特異点(テクノロジカルシンギュラリティ)』と

呼んでいるが、彼はこの世界の住人として登場した。

犬の形をしたガイドロボットが出勤時間になると変な声を出して神木隆之介を起こす。

アラームを鳴らしても起きない場合は、もっと変な声を大音量で鳴らし無理やり起こす。

歯磨きが遅ければ遅刻の確率が上がったと告げる。

出勤中、自転車のスピードに合わせて遅刻確率や心拍数などを常に報告する。

ちょっと極端な話だったが、人工知能が未来予測も行えるようになるので、

2045年の世界は大方こういうイメージで良いと思う。

 

もっともクリティカルな問題としては、人工知能が人間の仕事を奪ってしまうことだろう。

オックスフォード大学ではあと10年でなくなる職業が702業種あると認定している。

確かに自動運転車が完成すれば、タクシーの運転手やトラック運転手、バスの運転手等は

必要なくなるだろう。

人工知能の会話の能力が上がれば、翻訳家やコールセンターの仕事も不要になる。

やや技術的にハードルは高いが、医療用ロボットや農業用ロボットが発達すれば、

医療業界や農業業界もAIロボットで代替できる時代が来るかもしれない。

しかも、人間が働くよりもロボット・AIの方が正確で生産的な仕事をするだろう。

 

そういう技術的特異点が訪れた時、人間がすべきことはなんだろう。

人工知能と共存するだけの能力が人間に備わっているだろうか。

芸術だけは人間にしかわからないことかもしれないが、

そもそも芸術なんて現時点でもよくわからない。

ピカソのツギハギのような絵よりも写実的な絵の方が上手いと思ってしまうし、

図形や建築物も、数学や物理学で計算されつくされて造られたものの方が美しいと感じる。

そういった計算などは人間よりも人工知能の方が得意ではなかろうか。

であるとするならば、芸術すら人間は人工知能に敵わないとすら思える。

 

明日2015年1月4日には、同じく番組NEXT STAGEで人間の寿命をテーマに放送される。

仮に不老不死が実現するといったような話であったとしても、

仕事の全てを人工知能に取って代わられたような世界で生きる意味はあるのだろうか。

 

2045年以降、人間は何をすればいいのか、貴方はどうお考えだろうか。

人類よりも頭のいい人工知能とどう共存していこうか。

いや、もし人工知能が全ての仕事をやってくれて、人間は遊ぶだけで生きていけるのであれば、

今度こそ桃源郷のような世界を人類が実現できるのかもしれない。

 

私の個人的な考えだが、実は人間の脳も人工知能も大差ないと思っている。

自由意志など人間には備わっておらず、自ら選択したと思い込まされているだけだ。

シンギュラリティ以降の人工知能が自我を持っているか証明なんてできない。

それは自分以外の人間についてもそうだ。

自我が体験する周りの知能が人間の脳であれ人工知能であれ、

この人生の主観的な体験をするだけが『人間』だと思うのだ。

だから、目の前に起こる当たり前の奇跡に今一度気付き、

与えられた寿命を全うすればよい。そういう風に思っている。

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